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2020.02.12 11:01 | |
【対談】『NextPro×コンプオフCS』 連動企画 企業からスポンサードを受けるプロプレイヤー『ASAKURA』『じゃきー』の対談インタビュー 彼らの経歴とこれからについて |
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カテゴリ: インタビュー | デュエル・マスターズ |
『NextPro×コンプオフCS』 連動企画 企業からスポンサードを受けるプロプレイヤー『ASAKURA』『じゃきー』の対談インタビュー。
Writer:神結
じゃきー
愛知県。Team NextPro所属。2015年全国大会、GP8thベスト8。2019年度愛知県12位(2020/1/23現在)。
2015年の全国大会を『青白ヘブンズゲート』で制し、「天門のカギを持つもの」の二つ名を授かる。その後GP8thに於いてはベスト8を決める大会で《バイナラドア》のトリガー勝利し、「バイナラドアのカギも持っている」などと称された。
2019年5月よりTeam NextPro所属となり、プロプレイヤーとなる。
試合中は窮地でも動じない冷静なプレイを得意とする。本人曰く、「いま一番仲良くデュエマをしてるのはS.Sさん」とのこと。
ASAKURA
富山県。COMPOFFPros所属。2018年北陸エリア予選準優勝。2018年度富山県ランキング1位。2019年度富山県5位(2020/1/23現在)。
2018年の北陸エリア予選にて『白ゼロサッヴァーク』を使用し、優勝に一歩届かず準優勝。
2019年5月よりCOMPOFFPros所属となり、プロプレイヤーとなる。その後2020年1月よりCOMPOFF勤務となり、社員プレイヤーとなることが発表された。
巧みな話術で周囲の人を「ASAKURAワールド」に巻き込むのが得意。イベント運営等にも力を入れており、モルさん店長曰く「僕の後継者になって欲しい」とのこと。
所属も違えば、地域も違う。されど、持つ肩書きは同じ。
「プロプレイヤー」という肩書きは、それだけ大きな共通項である。
じゃきーとASAKURAは、共に企業からスポンサードを受けているプロプレイヤーだ。
Team NextPro所属のじゃきーは2015年、天の門を開いて頂点に輝いた。それも《奇跡の精霊ミルザム》の殿堂という、逆風の中で。「天門のカギを持つもの」の異名は、この時に手にしたものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=_Ek55icDTb4
一方のCOMPOFFPros所属のASAKURAは2018年のエリア北陸の決勝で敗れ、僅かに全国大会へ手が届かなかった。現在はCOMPOFFProsの一員として精力的に活動し、直近ではCOMPOFFでの仕事もこなす身である。
なお知る人ぞ知る「虚言のプロ」でもあり、会話の中で自然にネタを挟むため、彼の話はどこから本当でどこからネタなのか、非常に判別しにくい(※筆者も取材中何回か騙されています)。
そんな二人のプロプレイヤーは、互いにどんな印象を抱いているのだろうか?
この日のCSが終わり、雑談にも華が咲く頃合い。今回は対談形式で、二人に話を聞いた。
――まずお二人のデュエマの経歴をお伺いしたいです。
ASAKURA(以下A)「経歴と言ったら、ねえ(じゃきーさんを紹介しながら)」
じゃきー(以下じ)「いやいやいや(笑)」
――じゃきーさんといえば、2015年の全国大会でのご活躍はもちろん覚えているのですが、それ以前の活動は把握してないんですよ。まずそこからお聞きしてもよろしいでしょうか。
じ「僕はそもそも2013年、E3期の頃に復帰したので、CSに出始めたのはその1年後である2014年からなんですよね。だから、そんなに長くないんですよ。一緒にプレイしてたのも、高校の同級生とかそんな感じでしたし。シキボロフだけは唯一の知り合いでした(笑) たまたまCSで会って、それからずっとですね」
A「付き合い長いんですね」
――ASAKURAさんはいつ頃からデュエマ始めたんですか?
A「最初にショップ大会でいわゆる『環境デッキ』を使い始めたのが、シノビとか出た辺りなんですよ」
――戦国編(2008年)ですね。
A「そうです。《勝利のプリンプリン》とかが収録されたのがE1期(2011年)の最後だと思うんですが、そこまでやってて。だからじゃきーさんとは逆にE2・E3(2012~2013年)を全く触ってないんですよ」
じ「当時は高校生くらいですよね?」
A「高校生ですね。そこでスパーンと離れて、DMGP1st(2015年)辺りで復帰したんですが、最初は身内とワイワイやる感じだったんです。それがいつの間にかこんなことに……」
じ「仲間内でやってると、いつの間にかそうなりますよね(笑)」
――ASAKURAさんは去年のエリア2位でしたよね。
A「そうですね。《煌メク聖戦 絶十》使ってて、最後ジョーカーズにやられました。《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》を引いてなくて、《アイアン・マンハッタン》に貫通されたんですよ。あと、《めっちゃ!デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》あるじゃないですか? あれが入ってました」
――聞いたことあります。どっかの誰か(※flat)はそれを踏んで負けた! って言ってましたね。
A「そう、アイツがムートピア使ってて、《7777777》と《バイナラドア》をケアして殴ってたんですよ。そしたら突然盾から『気に入らねぇやつは消す』って言われて。それで《超宮城コーラリアン》のWブレイカーがなくなって打点足りなくてそのまま負けてました(笑)」
※全員のツボに入ったため、2分ほどインタビューが中断
▼気に入らねぇやつは消す!!の正体
――さて、お二人ともプロプレイヤーとして活動していますが、普段プロとしてどのような活動をしているか教えてください。
じ「最近は一応プロとしての活動で記事を書き始めたんですよ(笑) ただ、基本的には“CSに出る”のが活動です」
――”CSに出て結果を残すこと”を所属企業から求められているということですか?
じ「そうですね。期待されているという嬉しさはありますし、当然勝たなきゃなという想いもあります」
――ASAKURAさんはどうですか? モルさん店長から色々伝えられていると思うのですが、ご自身でどう解釈して活動していますか?(※モルさん店長のインタビューを参照)
A「今年はちょっと仕事で忙しい時期があってCS出られないときがあったんですけど、やっぱりランキングを見据えて競技としてはしっかりやっていきたいです。あとは宣伝ですね。CSの参加を呼び掛けたり、イベントの宣伝とかはしっかりやっていきたいと思ってます」
――北陸でのイベントを活性化させたい、ということですね。
A「あと、個人的には来年は遠征とかもして、ランキングを走りたいんですよね」
じ「おおー」
A「というのも、これは都会の人からすれば嫌がられるかもしれないんですけど、僕はDMPランキングの制度変えて欲しい(※1)んですよね」
※1……本インタビューは、2020年度ランキング制度の公開前に実施している
――それは例えば、どういった形で制度を変えて欲しいんですか?
A「今年って全国枠が15人あるじゃないですか。あれを5人とかに戻してもらって、地域別に、例えば北陸なら北陸エリアで分けてその地域で一番ポイント盛った人に全国出られるようにして欲しいんですよね」
――地域ランキングを作る感じですね。
A「そうです。でも僕は今年は勝ってないんですよ。こういうことは説得力を付けるためにも、勝ってから言いたいんですよ」
――現状、確かにランキングの上位は三大都市圏に集中しています(12/15インタビュー時点)。
じ「確かにそうですね」
A「だからそれを言えるためにも、来年はランキングを走りたいですね」
――DMPランキングの制度には色々手が加わるかと思いますが、方針として地方プレイヤーにも可能性を、という話ですね。
A「北陸はCSは等倍だし、土日両方あるわけでもなくて。今年は現に、MGRはCSに10回優勝してるんですけど、30位にも入れてないくらいなんですよ」
――MGRさんは優勝回数で言えば3番目に多いんですよね。
A「あとは平日のCSなんかも……愛知はないですよね?」
じ「愛知は平日CSはないですね」
A「関東や関西ではちょくちょくあるじゃないですか」
じ「現状で言えば、賛成反対の両方がある感じですよね」
A「仕事の都合、平日しかCS出られない人もいますし、そこは難しいですよね」
――どうしても地域差は出てしまいますよね。
A「強い人が全国に行くのは当然なんですけど、、全国大会って言うからにはやっぱり、各地方の強い人が集まって戦って欲しいんですよ。だから来年はランキング走って、(自分の意見に)説得力を持たせたいんです」
――お互いの印象を教えてください。
じ「僕は話しやすいなぁ、って思ってます」
A「おっ」
じ「プロリーグの時も思ったんですよね」
A「嬉しいですね。結構言ってもらえるんですよ、話しやすいって」
――私もASAKURAさんは話がしやすい印象ですね。逆にASAKURAさんは、じゃきーさんはどんな印象ですか?
A「じゃきーさんは、やっぱり好青年ですよね。あとはめっちゃ落ち着いてプレイしているという印象があります。試合中、焦りとかが見られないんですよね」
――この日の試合(じゃきーさんは『青黒カリヤドネ』を使用)でも、墓地ソから突然《ポクチンちん》を出されている場面をたまたま目撃してしまったのですが、動揺してる感じはなかったんですよね。(※試合はじゃきーさんの勝ち)
じ「山札を掘っていた感じ、《スーパー・デーモン・ハンド》が1枚は盾にあるだろうと思っていたので、まあそれ踏ませれば勝てるだろうと思ってたので」
――落ち着いてますよね。
A「僕だったら『えっ』って言って椅子から立ち上がってますよ(笑)」
じ「いや、僕もびっくりはしてたんですよ(笑)」
A「でもそういう時にも表情変わらないのが凄いんですよ」
――じゃきーさんは『もしかしたらこちらから話を振らないと、話してくれないかも』と聞いていたのですが、こうして色々お話を伺えて嬉しいです。
A「あとシキボロフからじゃきーさんの話を聞いてたんで、それもあって話がしやすかったんですよ」
じ「共通の知り合いがいると話が楽ですよね」
――ちなみにちょっと話が逸れるんですけど、シキボロフさんっていまは何処のプレイヤーなんですか?
じ「わかんないんですよね(笑)」
A「いつも転々としてますよ」
じ「ランキングは愛知だった気がしますけど、ほんとに転々としてて。でも、今日も呼んだら富山まで来てくれたんですよ」
――最後になりますが、今後どういった活動をしようと考えているか、イメージ的なものを教えて下さい。
じ「活動という意味では、何かしたいと思ってます(笑)」
――漠然としてますね(笑)
じ「いや、ほんとに何かはしたいんですよ(笑) ぶっちゃけ、あんまり出来てないなぁ、とは思っているんで」
――それは今後、じゃきーさん自身が(ブログ等で)発信していく、というイメージですか?
じ「そうですね。ブログもちょっとやり始めましたし、他にもなんとか考えていきたいですね」
――ASAKURAさんはどうですか?
A「さっきも言ったランキングもですけど、自分が何かをやっていくことによって発信していきたいんですよね」
――それは、例えばどういったものでしょうか?
A「またちょっとランキングの話になってしまうんですけど、地方の現状を発信していくとか、逆に厳しいかもしれないけど『地方でも頑張ればここまでいけるんだぞ』というのを見せていければなぁ、と思っています」
――お二方、本日はありがとうございました。
対談は終始和やかな雰囲気だった。両者が互いをリスペクトしているのが伝わり、それぞれが互いの意見を興味深そうに聞いているのも印象的だった。
▼深刻な表情でミッツァイルを見つめる二人
また、このインタビューの後にASAKURAはCOMPOFFの社員ともなった。インタビュー中ではプレイヤーとしての活動について語ってくれたが、今後はメインとしてイベント運営の方にも比重を置き、プレイヤーとしての想いは信頼できる仲間に託していくという。
DMPは数多く、その中には個性的な人もたくさんいる。
しかしプレイヤー同士の対談記事というのは、思ったより少ない。様々なプレイヤーが、互いにどのような印象を抱き、そしてどのような話をするのか、私としては楽しみが多い部分である。
本記事を通して、二人の人柄の一端を知っていただければ幸いである。
なお二人の人柄については、後日三人でやった人生ゲームレポが上がる予定なので、そちらでも存分に感じることが出来るだろう。楽しみにして欲しい。
プロフィール
じゃきー
愛知県。Team NextPro所属。2015年全国大会、GP8thベスト8。2019年度愛知県12位(2020/1/23現在)。
2015年の全国大会を『青白ヘブンズゲート』で制し、「天門のカギを持つもの」の二つ名を授かる。その後GP8thに於いてはベスト8を決める大会で《バイナラドア》のトリガー勝利し、「バイナラドアのカギも持っている」などと称された。
2019年5月よりTeam NextPro所属となり、プロプレイヤーとなる。
試合中は窮地でも動じない冷静なプレイを得意とする。本人曰く、「いま一番仲良くデュエマをしてるのはS.Sさん」とのこと。
ASAKURA
富山県。COMPOFFPros所属。2018年北陸エリア予選準優勝。2018年度富山県ランキング1位。2019年度富山県5位(2020/1/23現在)。
2018年の北陸エリア予選にて『白ゼロサッヴァーク』を使用し、優勝に一歩届かず準優勝。
2019年5月よりCOMPOFFPros所属となり、プロプレイヤーとなる。その後2020年1月よりCOMPOFF勤務となり、社員プレイヤーとなることが発表された。
巧みな話術で周囲の人を「ASAKURAワールド」に巻き込むのが得意。イベント運営等にも力を入れており、モルさん店長曰く「僕の後継者になって欲しい」とのこと。
所属も違えば、地域も違う。されど、持つ肩書きは同じ。
「プロプレイヤー」という肩書きは、それだけ大きな共通項である。
じゃきーとASAKURAは、共に企業からスポンサードを受けているプロプレイヤーだ。
Team NextPro所属のじゃきーは2015年、天の門を開いて頂点に輝いた。それも《奇跡の精霊ミルザム》の殿堂という、逆風の中で。「天門のカギを持つもの」の異名は、この時に手にしたものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=_Ek55icDTb4
一方のCOMPOFFPros所属のASAKURAは2018年のエリア北陸の決勝で敗れ、僅かに全国大会へ手が届かなかった。現在はCOMPOFFProsの一員として精力的に活動し、直近ではCOMPOFFでの仕事もこなす身である。
なお知る人ぞ知る「虚言のプロ」でもあり、会話の中で自然にネタを挟むため、彼の話はどこから本当でどこからネタなのか、非常に判別しにくい(※筆者も取材中何回か騙されています)。
そんな二人のプロプレイヤーは、互いにどんな印象を抱いているのだろうか?
この日のCSが終わり、雑談にも華が咲く頃合い。今回は対談形式で、二人に話を聞いた。
お二人にとってのデュエル・マスターズ
――まずお二人のデュエマの経歴をお伺いしたいです。
ASAKURA(以下A)「経歴と言ったら、ねえ(じゃきーさんを紹介しながら)」
じゃきー(以下じ)「いやいやいや(笑)」
――じゃきーさんといえば、2015年の全国大会でのご活躍はもちろん覚えているのですが、それ以前の活動は把握してないんですよ。まずそこからお聞きしてもよろしいでしょうか。
じ「僕はそもそも2013年、E3期の頃に復帰したので、CSに出始めたのはその1年後である2014年からなんですよね。だから、そんなに長くないんですよ。一緒にプレイしてたのも、高校の同級生とかそんな感じでしたし。シキボロフだけは唯一の知り合いでした(笑) たまたまCSで会って、それからずっとですね」
A「付き合い長いんですね」
――ASAKURAさんはいつ頃からデュエマ始めたんですか?
A「最初にショップ大会でいわゆる『環境デッキ』を使い始めたのが、シノビとか出た辺りなんですよ」
――戦国編(2008年)ですね。
A「そうです。《勝利のプリンプリン》とかが収録されたのがE1期(2011年)の最後だと思うんですが、そこまでやってて。だからじゃきーさんとは逆にE2・E3(2012~2013年)を全く触ってないんですよ」
じ「当時は高校生くらいですよね?」
A「高校生ですね。そこでスパーンと離れて、DMGP1st(2015年)辺りで復帰したんですが、最初は身内とワイワイやる感じだったんです。それがいつの間にかこんなことに……」
じ「仲間内でやってると、いつの間にかそうなりますよね(笑)」
――ASAKURAさんは去年のエリア2位でしたよね。
A「そうですね。《煌メク聖戦 絶十》使ってて、最後ジョーカーズにやられました。《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》を引いてなくて、《アイアン・マンハッタン》に貫通されたんですよ。あと、《めっちゃ!デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》あるじゃないですか? あれが入ってました」
――聞いたことあります。どっかの誰か(※flat)はそれを踏んで負けた! って言ってましたね。
A「そう、アイツがムートピア使ってて、《7777777》と《バイナラドア》をケアして殴ってたんですよ。そしたら突然盾から『気に入らねぇやつは消す』って言われて。それで《超宮城コーラリアン》のWブレイカーがなくなって打点足りなくてそのまま負けてました(笑)」
※全員のツボに入ったため、2分ほどインタビューが中断
▼気に入らねぇやつは消す!!の正体
プロプレイヤーとしてのお二人
――さて、お二人ともプロプレイヤーとして活動していますが、普段プロとしてどのような活動をしているか教えてください。
じ「最近は一応プロとしての活動で記事を書き始めたんですよ(笑) ただ、基本的には“CSに出る”のが活動です」
――”CSに出て結果を残すこと”を所属企業から求められているということですか?
じ「そうですね。期待されているという嬉しさはありますし、当然勝たなきゃなという想いもあります」
――ASAKURAさんはどうですか? モルさん店長から色々伝えられていると思うのですが、ご自身でどう解釈して活動していますか?(※モルさん店長のインタビューを参照)
A「今年はちょっと仕事で忙しい時期があってCS出られないときがあったんですけど、やっぱりランキングを見据えて競技としてはしっかりやっていきたいです。あとは宣伝ですね。CSの参加を呼び掛けたり、イベントの宣伝とかはしっかりやっていきたいと思ってます」
――北陸でのイベントを活性化させたい、ということですね。
A「あと、個人的には来年は遠征とかもして、ランキングを走りたいんですよね」
じ「おおー」
A「というのも、これは都会の人からすれば嫌がられるかもしれないんですけど、僕はDMPランキングの制度変えて欲しい(※1)んですよね」
※1……本インタビューは、2020年度ランキング制度の公開前に実施している
――それは例えば、どういった形で制度を変えて欲しいんですか?
A「今年って全国枠が15人あるじゃないですか。あれを5人とかに戻してもらって、地域別に、例えば北陸なら北陸エリアで分けてその地域で一番ポイント盛った人に全国出られるようにして欲しいんですよね」
――地域ランキングを作る感じですね。
A「そうです。でも僕は今年は勝ってないんですよ。こういうことは説得力を付けるためにも、勝ってから言いたいんですよ」
――現状、確かにランキングの上位は三大都市圏に集中しています(12/15インタビュー時点)。
じ「確かにそうですね」
A「だからそれを言えるためにも、来年はランキングを走りたいですね」
――DMPランキングの制度には色々手が加わるかと思いますが、方針として地方プレイヤーにも可能性を、という話ですね。
A「北陸はCSは等倍だし、土日両方あるわけでもなくて。今年は現に、MGRはCSに10回優勝してるんですけど、30位にも入れてないくらいなんですよ」
――MGRさんは優勝回数で言えば3番目に多いんですよね。
A「あとは平日のCSなんかも……愛知はないですよね?」
じ「愛知は平日CSはないですね」
A「関東や関西ではちょくちょくあるじゃないですか」
じ「現状で言えば、賛成反対の両方がある感じですよね」
A「仕事の都合、平日しかCS出られない人もいますし、そこは難しいですよね」
――どうしても地域差は出てしまいますよね。
A「強い人が全国に行くのは当然なんですけど、、全国大会って言うからにはやっぱり、各地方の強い人が集まって戦って欲しいんですよ。だから来年はランキング走って、(自分の意見に)説得力を持たせたいんです」
お互いの印象は?
――お互いの印象を教えてください。
じ「僕は話しやすいなぁ、って思ってます」
A「おっ」
じ「プロリーグの時も思ったんですよね」
A「嬉しいですね。結構言ってもらえるんですよ、話しやすいって」
――私もASAKURAさんは話がしやすい印象ですね。逆にASAKURAさんは、じゃきーさんはどんな印象ですか?
A「じゃきーさんは、やっぱり好青年ですよね。あとはめっちゃ落ち着いてプレイしているという印象があります。試合中、焦りとかが見られないんですよね」
――この日の試合(じゃきーさんは『青黒カリヤドネ』を使用)でも、墓地ソから突然《ポクチンちん》を出されている場面をたまたま目撃してしまったのですが、動揺してる感じはなかったんですよね。(※試合はじゃきーさんの勝ち)
じ「山札を掘っていた感じ、《スーパー・デーモン・ハンド》が1枚は盾にあるだろうと思っていたので、まあそれ踏ませれば勝てるだろうと思ってたので」
――落ち着いてますよね。
A「僕だったら『えっ』って言って椅子から立ち上がってますよ(笑)」
じ「いや、僕もびっくりはしてたんですよ(笑)」
A「でもそういう時にも表情変わらないのが凄いんですよ」
――じゃきーさんは『もしかしたらこちらから話を振らないと、話してくれないかも』と聞いていたのですが、こうして色々お話を伺えて嬉しいです。
A「あとシキボロフからじゃきーさんの話を聞いてたんで、それもあって話がしやすかったんですよ」
じ「共通の知り合いがいると話が楽ですよね」
――ちなみにちょっと話が逸れるんですけど、シキボロフさんっていまは何処のプレイヤーなんですか?
じ「わかんないんですよね(笑)」
A「いつも転々としてますよ」
じ「ランキングは愛知だった気がしますけど、ほんとに転々としてて。でも、今日も呼んだら富山まで来てくれたんですよ」
最後に
――最後になりますが、今後どういった活動をしようと考えているか、イメージ的なものを教えて下さい。
じ「活動という意味では、何かしたいと思ってます(笑)」
――漠然としてますね(笑)
じ「いや、ほんとに何かはしたいんですよ(笑) ぶっちゃけ、あんまり出来てないなぁ、とは思っているんで」
――それは今後、じゃきーさん自身が(ブログ等で)発信していく、というイメージですか?
じ「そうですね。ブログもちょっとやり始めましたし、他にもなんとか考えていきたいですね」
――ASAKURAさんはどうですか?
A「さっきも言ったランキングもですけど、自分が何かをやっていくことによって発信していきたいんですよね」
――それは、例えばどういったものでしょうか?
A「またちょっとランキングの話になってしまうんですけど、地方の現状を発信していくとか、逆に厳しいかもしれないけど『地方でも頑張ればここまでいけるんだぞ』というのを見せていければなぁ、と思っています」
――お二方、本日はありがとうございました。
対談は終始和やかな雰囲気だった。両者が互いをリスペクトしているのが伝わり、それぞれが互いの意見を興味深そうに聞いているのも印象的だった。
▼深刻な表情でミッツァイルを見つめる二人
また、このインタビューの後にASAKURAはCOMPOFFの社員ともなった。インタビュー中ではプレイヤーとしての活動について語ってくれたが、今後はメインとしてイベント運営の方にも比重を置き、プレイヤーとしての想いは信頼できる仲間に託していくという。
DMPは数多く、その中には個性的な人もたくさんいる。
しかしプレイヤー同士の対談記事というのは、思ったより少ない。様々なプレイヤーが、互いにどのような印象を抱き、そしてどのような話をするのか、私としては楽しみが多い部分である。
本記事を通して、二人の人柄の一端を知っていただければ幸いである。
なお二人の人柄については、後日三人でやった人生ゲームレポが上がる予定なので、そちらでも存分に感じることが出来るだろう。楽しみにして欲しい。
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事前に日程しっかり決めてあれば参加の有無での有利不利はつきづらいし、CSあんま走れなかった人もそこで結果出せば本戦いけるチャンスが生まれるし。ランキング本戦枠と予選会本戦枠の両方つくっときゃランキング頑張った人が予選会で即負けして悲しいって事も無かろう