【デュエルマスターズ】最近《ZEROハンド》が注目され、価格が上昇している理由

■侵略ZERO：相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
■相手のクリーチャーを1体、破壊する。

S・トリガーのかわりに侵略ZEROをもった《デーモン・ハンド》な性能の《ZERO ハンド》。
これが最近注目され、価格が上昇している模様。



その大きな理由が《ヘブンズ・フォース》＋《爆龍覇ヒビキ》＋《勇者の１号ハムカツマン蒼》から繰り出される２ターン目の《∞龍ゲンムエンペラー》。
《∞龍ゲンムエンペラー》はコスト５以下の呪文とクリーチャーを無視する関係で処理するカードが大幅に限られ、仕様上オニカマスやミクセルすらも貫通します。

さらに《爆龍覇ヒビキ》のブレイク枚数が１点であることも相まって、ゲンムエンペラーが殴り始めるより前に高コストS・トリガーで倒すというのも中々難しいのがポイント。



最近の環境では赤白バイクやハチ公、ドラグナーなど侵略、革命チェンジといったギミックを採用したデッキの上位を占める割合が高く、侵略ZEROが機能しやすいことに加えて、ちょうど《∞龍ゲンムエンペラー》で無視されないコスト６の確定除去ということで、注目を集めているようです。



さらに、《スーパー・デーモン・ハンド》で《∞龍ゲンムエンペラー》を選ぶと山札が消し飛んでしまうということもあって、《スーパー・デーモン・ハンド》の枠に《ZERO ハンド》が採用されはじめたことも追い風に。

参考：【デュエルマスターズ】優勝デッキレシピ　バトライ刃から出てくるゲンムエンペラーが辛すぎるのでZEROハンド積んでみたカリヤドネループ　コーガマルさん

《ZERO ハンド》だけに限らず、こうした”１強”とも呼べる環境に近づいている時はピンポイントメタになりやすい性能がゆえにあまり注目されなかったカード達があらためて注目されることがありますので、あらためてデイガドラグナーの対策になりそうなカードを探してみてはいかがでしょうか。

ちなみに《ZERO ハンド》を抱えて《∞龍ゲンムエンペラー》を綺麗に対策したと思ったら《ニコルボーラス》が降ってきて台パンする人が少なくないとか。
そもそもこれを入れたからどうにかなるわけでもないので、一時の注目で終わるかもしれません。



ちなみに似たような理由で《DG～裁キノ刻～》も若干値上がりつつあるらしいですね。
おそらく１２月の殿堂発表で《ヘブンズ・フォース》や《爆熱剣バトライ刃》は殿堂入りすると思いますが、一旦偏った環境というのは思わぬ形で変わる事もある（*1）ので、まだまだ研究の余地はあるかもしれません。

*1・・・世紀のドッカンマスターズは、環境終期に突如バイクがブンブンするというまさかの変化を遂げた。
【デュエルマスターズ】ドッカンデイヤーの入賞数がとてつもなく多い中、赤白レッドゾーンがvaultで３日連続優勝を果たしてた話【デッキレシピ】

それではまた。

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