【デュエルマスターズ】【コラム】　続・超安定デッキ

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前記事：【コラム】　超安定デッキ

前回は■２─勝利への安定性を求める、■３─敗北への安定性ともに考察した結果、■４─結論において、超安定を求める事は不可能としました。

（前回の記事はこちら。）

しかし、5年の歳月は■３─敗北への安定性に新たな可能性を齎しました。


■５─ゲーム開始時の敗北

「禁断 ～封印されしX～」および「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」はゲーム開始時にバトルゾーンに置かれるカードで、ゲームの準備段階で封印をセットする事になります。

最近デュエマから離れている、またはやった事の無い方に説明しますと、

「禁断 ～封印されしX～」はデッキの中からゲームの準備段階でバトルゾーンに出し、山札の上から６枚を重ねて、これを封印とします。
「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」ははデッキ外からゲームの準備段階でバトルゾーンに出し、山札の上から４枚を重ねて、これを封印とします。

封印は一定条件で外す事が出来て、これにより裏面の禁断クリーチャー面に裏返す事が出来るカードで、発売前に殿堂入りされるという名目で普段はデッキに１枚しか入れる事が出来ません。

殿堂ゼロレギュレーションでは、殿堂入りしている「禁断 ～封印されしX～」および「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」を4枚ずつデッキに投入する事が出来て、これをゲーム開始時に4枚ずつバトルゾーンに置く事が出来ます。

要約するとゲーム開始時に場にカードが８枚出てきてそれらの上に山札のカードがいっぱい置かれてしまう、という事です。

デッキに「禁断 ～封印されしX～」が投入される事でデッキの実質的な残り枚数は36枚。
「禁断 ～封印されしX～」に置く封印6枚×4＝24枚でデッキの残り枚数は12枚。
「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」に置く封印4枚×4＝16枚でデッキの残り枚数はマイナス4枚。

ゲーム開始前に自身のデッキを0枚にする事が可能になりました。

余談ですが、このケースではゲーム開始前に丸裸の「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」が作れてしまいます。
ちなみにこの丸裸の「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」、封印が無いという事は当然外す事も無いので、「終焉の禁断 ドルマゲドンX」になることは一生ありません。

■６─続・敗北への安定性

ゲームの準備段階でデッキが0枚になった事で、じゃんけんを行う前にプレイヤーが敗北します。
仮に相手が同様のデッキ構成で、ゲームの準備段階で互いのデッキが0枚になった場合、じゃんけんを行う前に両者敗北となります。

「禁断 ～封印されしX～」および「FORBIDDENSTAR～世界最後の日～」を4枚ずつデッキに投入する事で、同様の構成を相手が使ったとしても、両者敗北になり、自分が勝者になるという事は絶対にありえませんので、超安定デッキ（敗北版）の完成といえるのではないでしょうか。

TCG至上（おそらく）初といえるゲーム準備段階での敗北。
さながら０ターンデス、じゃんけんをする前ですから、もっと早いのでしょうか。これが敗北への安定性を確実なものとしてくれました。



ジャンボカードとガチャを加えればこんな事も出来てしまいます。
ジャッジキルされかねない脅威の盤面制圧力（物理）を誇る大迷惑０ターンエクストラLOSE。禁断のフィールドを形成します。

（非紳士的行為と判断されかねない為、無いと思いますが、もしも仮に使用する場合はが問題が無いかご確認下さい。）

■７─結論

＾～＾

※あらかじめ許可を頂いた上で事務局の方に裁定を確認させて頂きました。ありがとうございます。

2019年3月22日追記：
新ゾーンの追加に伴いもっと拡大できそうだったので追加してみました。

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