【デュエルマスターズ】『クロニクル・レガシー・デッキ2018』、思ってたのと違う・・・けど？

究極のバルガ龍幻郷

いや、《紅神龍バルガゲイザー》居ないんかい。
これが全てな気がします。

クロニクル系デッキはキーワード能力をあまり多くならないように構築されているようなので、マナ進化GVを持つ《超天星バルガライゾウ》が再録されていないのはまだ納得できますが・・・



《紅神龍バルガゲイザー》の再録が無いというのは・・・
このプロテクトにある《紅神龍バルガゲイザー》は遺影か何かなんですかね。



この構築済みデッキのエースとなる《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》も、コストが１０になった代わりにマッハファイターがついて、せっかく《異端流しオニカマス》を含めた踏み倒し対策を破壊できるにも関わらず、踏み倒し効果をアタック時に発動してしまう影響で、まだ《異端流しオニカマス》などの踏み倒し対策を破壊できていないタイミングに踏み倒してしまい、結局踏み倒しが上手く決まらない不器用さが目立ちます。

攻撃の終了時に踏み倒す効果なら、こうはならなかったんだと思いますが・・・うーん。

再録も新規も強い

ただ、他の新規や再録は見た限りかなり優秀。
有料の紙面の情報なのであまり多くは言いませんが、それにしたって《剛撃古龍テラネスク》が再録された上に《メンデルスゾーン》と《トップ・オブ・ロマネスク》が4枚ずつは激アツじゃないですか？



新規収録カードの中では特に《無双龍聖イージスブースト》が強そうです。
ハンターもついていますし、《時の法皇ミラダンテⅩⅡ》にも《百族の長プチョヘンザ》にも《蒼き団長ドギラゴン剣》にも革命チェンジができるので、今後かなり見かけるカードになりそうです。

至高のゼニス頂神殿

○クロニクル・レガシー・デッキとは

ここ数年夏にお出ししている、「懐かしのテーマをベースに、現代デュエマに合わせて再構築した最新デッキ」それが、クロニクル・レガシー・デッキです。去年までの名前「マスターズ・クロニクル・デッキ」とちょっと違ってますが、骨子となる部分は一緒です。古いファンには懐かし感も含めた全体の風味を、新しいファンにはちょっと変わった異国の味を、堪能頂ければと思っております。

クリエイターズレターVol.19より引用。

＞懐かしのテーマをベース

ん・・・？
ゼニスと言われて真っ先に天門＋ゼニスクラッチ軸のゼニスを思い浮かべる人が果たしてどれくらいいるだろうか。
そう違和感を感じたのは自分だけではないはずです。

と、思っていたのですが。

ていうか天門＋ゼニスって、E2当時は組めそうであんまり組めなかったレオくんの戦略だよね　グッとくるよね

— Yoshiki the Deadman (@Y_Deadman) 2018年7月27日

こう言われると、なるほど確かに。
動画で見てみると《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》もかなり機能していて、レオくんの戦略を軸にしたデッキを最大限強くしようとするとこうなるんだなぁ、というデッキになっています。

新規収録カードも再録も強い

いやいやこれ見て《黒神龍ブライゼナーガ》を想像しない人、居ないでしょ・・・というレベルで強い《トライガード・チャージャー》。
ビッグマナ系統のデッキでもかなり強そうな性能をしていて、《音感の精霊龍エメラルーダ》と比べて回収カードのS・トリガーは使えませんが、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》のストライクバックができたり、《パクリオ》対策になるなど性能としてはかなり十分。
むしろ、埋めるだけのカードに比べて手札が減りすぎない点も強そうです。



こちらも有料の紙面の情報なのであまり多くは言いませんが、知人から《「修羅」の頂　VAN・ベートーベン》が2枚再録される、と聞いた時はかなりびっくりしました。3680円とはいえ、構築済みデッキでそこまでやって良いのか、と思いますよね。

その他、全体的にゼニスの再録がとても豪華で定価3,680円にもなるデッキに見合うだけの内容になっているように思います。

正直なところデッキとして動くようには思わなかったのですが、動画を見る限りかなり動くというか、しっかり調整すればガチデッキにもたまに勝てる、ガチロボみたいなおもちゃ枠は狙えるんじゃないかな、と思いますがどうでしょうか。






ところで《懐疑の虎狼ミラーズホロウ》と《雷獣ヴォルグ・ティーガー》、《狼虎サンダー・ブレード》、君らそっくりじゃない・・・？

裏テーマはエントリーデッキ・ゼロ？

連ドラ VS 天門と聞くと、真っ先に思い浮かぶのがエントリーデッキ・ゼロ。
この時は《紅神龍バルガゲイザー》や《竜星バルガライザー》を軸にした連ドラと《天海の精霊シリウス》などの高コストエンジェル・コマンドのブロッカーを軸にした天門でした。

今回も”バルガ”と”天門”という点が重なる意味で、もしかしたら裏テーマに設定されていたのでは？と考えましたが、ちょっと考えすぎでしょうか・・・？

最後に

今回のクロニクル・レガシー・デッキ2018、最初に見た時は予想の斜め上を行く内容でした。

予想の斜め上を行く内容だったが為に、収録内容が悪くても懐かしさ補正を満たしてくれるから値段が妥当と考える落としどころを失ってしまった、というのが今回のクロニクルデッキが手厳しい評価を受けている理由なのではないでしょうか。

特に、前作『怒流牙忍法帖』が完璧すぎたのも一因でしょうか。

ただ、動画を見てみるとかなり楽しそうですし、冷静に収録内容を見るとシングル価格から見てもかなり豪華で、新規収録カードも例年通りいつ高騰するかわからないスペックなので、予想の斜め上を行く内容だったとしても例年通り買い得な内容になっている印象を受けました。

少なくとも３５００円とちょっとのオリパを剥いて、デッキ内容と同じだけのカードが出たら「アド！！」って言いそうな辺り、切札が残念スペックとか、懐かしさ補正とか、言いたい事は色々あれど、総合的な内容はやっぱりかなり豪華だと思います。

皆様は今年のクロニクル・レガシー・デッキ、どう思われましたか？
是非、コメント欄にて感想を頂ければと思います。
それではまた。

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