【デュエルマスターズ】公式動画で『シールドをブレイクする前』に発動する効果の処理に関する裁定変更が公開されたので解説。

《覇炎竜ボルシャック・ライダー》や《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》など、一部のクリーチャーは『シールドをブレイクする前に』発動する効果を持ちます。



今までのルールでは、『ブレイクの前に』発動する効果を処理した後、その効果で出たクリーチャーの効果などはそこでは処理せず、シールドブレイクを先に行うというルールでした。



具体的な話でいうと、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の効果で『ブレイクの前に』GR召喚を行った場合、シールドをブレイクした後でGRクリーチャーの効果を解決していました。

複雑な処理なので一部の処理は割愛しますが、例えば

《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》でプレイヤーを攻撃
↓
シールドブレイク枚数が確定
↓
「ブレイクする前に」の効果を処理（GR召喚×２）
↓
《クリスマⅢ》と《サザン・エー》が出る
↓
《クリスマⅢ》と《サザン・エー》の効果を使う前にシールドをブレイク
↓
S・トリガーの解決
↓
S・トリガーによって誘発した効果の解決、および『ブレイクの前に』の効果で待機した効果の解決

という順番でした。

この処理の場合、「ブレイクする前に」の効果を処理したあと、その効果で出たクリーチャーの効果を解決するより前に、一旦それを待機させた上でシールドをブレイクしなければならない点があまり直感的ではなかった点が挙げられます。

特に、ブレイクしたシールドからS・トリガー呪文とS・トリガークリーチャーが捲れた時、この効果でGR召喚されたクリーチャーの効果と各種S・トリガーをどれから処理するのかは、熟練者でなければ間違いやすいポイントでした。



そういった理由もあってか、今回からは上記のように処理が変更となりました。

同じく一部の説明は割愛しますが、例えば

《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》でプレイヤーを攻撃
↓
シールドブレイク枚数が確定
↓
「ブレイクする前に」の効果を処理（GR召喚×２）
↓
《クリスマⅢ》と《サザン・エー》が出る
↓
《クリスマⅢ》と《サザン・エー》の効果を使う
↓
シールドをブレイク
↓
S・トリガーの解決
↓
S・トリガーによって誘発した効果の解決を行う

という非常にわかりやすい動きになりました。

一方で、熟練者であればあるほど元々の裁定に引っ張られやすいこと、そして「ブレイクする前に」の効果を処理し、その後その処理で出たクリーチャーの効果の処理中に攻撃中のクリーチャーが墓地やマナに置かれてもブレイクは継続する（ブレイクすることとその枚数が確定しているため）という点は新しい要素なので、忘れずに覚えておきましょう。

詳細は公式動画の中でもわかりやすく解説されているので、是非そちらもご覧下さい。↓

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