【デュエルマスターズ】新殿堂で消えたはずのオカルトアンダケインが全く新しい形「オカルトリンネ」としてリメイクされ、店舗大会で優勝したらしい。【デッキレシピ】

《不敵怪人アンダケイン》。
《零龍》や《煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト》と組み合わせることでなんやかんやし、《フォール・クロウラー》を毎ターン出し続けることで相手のマナが増えなくなり、１度ハマれば１ターンに《フォール・クロウラー》が２度以上出ることで相手のマナだけがどんどん減っていくという悪魔のようなデッキでした。

それゆえ今回の殿堂改定でもキーパーツである《暗黒鎧ダースシスK》と《不敵怪人アンダケイン》の両者が殿堂入りし、リペアは不可能なのではないかと誰もが諦めかけていました。

しかしそこはデュエル・マスターズ。
カードのテキストの自由度が高く、様々なユーザー発デッキが爆誕するように、運営の想定を超えたリペアもまた爆誕することがあります。
そして、今回も。

（EMMAさんより紹介許可を頂きました。ありがとうございます！）

非公認大会優勝デッキレシピ　オカルトアンダケイン　EMMAさん

本日のデュエルマスターズ非公認大会
優勝者はEMMAさんです！

優勝者のEMMAさんから
「新殿堂適応済み」
とコメントを頂きました！

新殿堂に合わせた構築での優勝おめでとうございます！
本日参加された皆様お疲れさまでした！ pic.twitter.com/gLogHaUrZj

— トレカ王国 (@torekakingdom) July 3, 2021

少しキャッチーなタイトルにするべく最初は『オカルトアンダケインリペア』としていましたが、実はこのデッキ、もとは”オカルトリンネ”として構築されていたもの。
なので厳密にはリペアというよりも、一部挙動を同じくしつつも、全く別のデッキとしてリメイクされています。
基盤はBAKUOOON魚雷さんが構築されたこちらの構築です。

新オカルトアンダケインこと、オカルトリンネ
シヴァンリンネで1マナ最大4枚ランデスを叩き込む山
LO待ちやビートも可能
4ターン目に相手のマナとやる気を奪うデッキ
環境にとこしえが減ったのも追い風
オカルトアンダケインは死んだがオカルトリンネは生きてる💪 pic.twitter.com/XF1NFm65Ws

— BAKUOOON魚雷 (@sian2625) July 1, 2021

《不死の墓守シヴァンリンネ》はフシギバース１２とかなり重いものの、離れた時にコスト４以下のクリーチャーをすべて墓地から場に出すことができる効果を持っています。
離れた時の効果自体は殿堂入りした《不敵怪人アンダケイン》より強力。



キーとなるのがこの《大魔王ウラギリダムス》。
自分の墓地にあるクリーチャー１体につきコストが１軽減されるシンパシー持ちクリーチャーであり、そのコストは１３であるため、これをマナに送ることで《不死の墓守シヴァンリンネ》を１マナで出せるようになります。

そして場に出した《不死の墓守シヴァンリンネ》は《煉獄の悪魔龍フォーエバー・オカルト》や《暗黒鎧ダースシスK》の効果で破壊。
これによりコスト４以下を蘇生し、《フォール・クロウラー》によってお互いのマナを１枚戻します。

このように、動きの中心がオカルトアンダケインとは異なるため、オカルトアンダケインの要素を含む全く別のデッキ（どちらかといえば墓地ソース寄り）となります。



ここからロックに入りますが、《不死の墓守シヴァンリンネ》の効果で《マッスル・ポテト》が場に出ることで先ほど《フォール・クロウラー》で手札に戻したマナなどを含め２枚の闇文明のカードをマナに置くことでアンタップ状態の闇マナが２枚用意できるため、１マナで《大魔王ウラギリダムス》を出し、もう１マナで《不死の墓守シヴァンリンネ》を出すことができたり、実は《不死の墓守シヴァンリンネ》は”離れた時”の効果なのでフシギバースでも起動できたりと、「オカルトリンネ」はかなりパズル要素の強いデッキです。

皆様も是非お試し下さい。
それではまた。

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