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2021.06.21 19:04 | |
【ヴァンガード】ドラゴンエンパイア ニルヴァーナ軸 デッキレシピ&徹底解説 |
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リノちゃんハァハァ(*´Д`)
スポンサー:株式会社ブシロード
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》。
333円デッキである 「近導ユウユ -天輪聖竜-」に4枚収録されているカードで、D期から登場した新能力『overDress』を持つカードのパワーを上昇させる非常に強力なカードです。
overDressとは一部のカードが持つ効果で、指定カードの上に重ねて登場させることを指します。端的にいえば進化。
このカードを軸にした『ニルヴァーナ軸』のデッキは安定感のある動きと隙の少なさから、多くの人にTier1として評価されています。
ちなみに同じく333円デッキである 「江端トウヤ -頂の天帝-」に4枚収録されている《頂の天帝 バスティオン》を軸にした『バスティオン軸』もTier1として評価されており、スタートデッキのカードがそのままトーナメントシーンで運用できるという、非常に始めやすい環境です。
1.デッキは50枚のカードで作成します。
(ただし、左下に『D』のマークが書かれているカードのみ使用可能であり、原則1つの国家のカードのみでデッキを作ります。)
その中からグレード0~グレード3までそれぞれ1枚ずつ、合計4枚をライドデッキとして指定し、通常のデッキとは分けてデッキの外に置きます。
(このグレード0のカードはファーストヴァンガードとして試合開始時に場に出します。)
2.自分のライドフェイズに、自分の手札を1枚選んで捨てることで、ライドデッキから次のグレードにライドさせることができます。
(※これを行えるのは各ターン1度だけであり、これを行ったターンは手札からのライドは行えません。また、コールではないためリアガードに出すことはできません。)
3.手札の増減は手札からライドさせた場合と変わりませんが、事実上の確定ライドにより、ライド事故が消滅しました。
これによりライド事故を気にしたマリガンを行う必要がなくなりました。
さらに、サブのライドラインを採用する必要がなくなったことからデッキ作成の自由度も上がり、メインとなるライドラインのコンセプトを強く意識したデッキ構築ができるようになりました。
Q.これまでのクランはどうなったんですか?
A.D期では6つの国家にまとめられました。
主要5大国家は基本的に毎弾収録されるため、これまであった収録スパンの格差みたいなものはこの5大国家に関しては基本的に発生しません。
ただし、スタンダードのルールではカードの左下に『D』のマークがないカードは使うことができません。
とはいえV期の新商品が出なくなるとかイベントが無くなるということはなく、これまでに登場したクランが多く調整が難しいため、Vシリーズに関しては発売ペースを半年に1回のスパンを落とすというだけで、Vシリーズの新商品も半年に1回出るという方針が公開されるほか、PスタンダードやVスタンダードのイベントも継続的に実施されてます。
《サンライズ・エッグ》 x1(V)
FV。
確実に《トリクスタ》を試合中2枚触れるようになる《トリクスタ》FV型も構築できますが、ゲームシステム上不利である後攻側は、後攻1ドローとドライブによって生まれる優位性を生かすことで先攻に並ぶ必要があり、《トリクスタ》FV型は安定性の代償として手札の優位性が1枚分減ってしまうため、基本的に《サンライズ・エッグ》をFVにした方が安定して勝てるように思います。
《焔の巫女 リノ》 x3(V)
グレード1のライドライン。可愛い。
グレード2の《焔の巫女 レイユ》にライドされた時に《トリクスタ》をサーチできるため、後述する《焔の巫女 レイユ》の効果と組み合わせることで確実にoverDressすることができます。
《トリクスタ》は近導ユウユ君の相棒兼マスコット的なユニットで、その上に『ヴェルリーナ』を重ねて進化させることをoverDressと呼びます。
《焔の巫女 リノ》はアタック時にパワーが+2000されるためパワー10000ラインに届き、前列のリアガードにコールすることで後攻1ターン目のアタッカーとしてだけでなく、2ターン目のアタッカーとしても運用可能です。
3ターン目以降は《ヴェルリーナ》《ヴェルリーナ・アルクス》の裏に置いておけば、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》のCBのみでパワー28000に達するため、20000要求を押し付けられるのもポイントです。
《焔の巫女 レイユ》 x1(V)
グレード2のライドライン。ふとももがセクシー。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》にライドされた時に《ヴェルリーナ》をサーチできるため、確実なoverDressが狙えます。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》 x4(V)
グレード3のライドライン。さっきまでの女の子どこいったんだよ
手札から1枚捨てることで《トリクスタ》をはじめとしたグレード0のユニットを蘇生できるため、《トリクスタ》が何度除去されようと労基法に違反するレベルで酷使毎ターン出し続けられるのがポイントです。
また、カウンターブラスト1で自身とoverDressを持つユニットのパワーを+10000することができます。
クソ細かい話をするとパワー上昇の対象はあくまでoverDress持ちのユニットであり、overDress状態でなくともパワーを底上げしてくれるので、セラス・ホワイト軸を相手にする場合はoverDressさせずに《ヴェルリーナ》を出し、リア裏に《トリクスタ》を展開することで監獄の枚数が3枚にならないようにケアしつつ戦うことができます。なんで《トリクスタ》に相手のカードの効果で選ばれない効果ついてるんですかね??
《トリクスタ》 x 4
このデッキのキーカード。
後述する《ヴェルリーナ》や《ヴェルリーナ・アルクス》を上に重ねることで進化(overDress)します。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》の効果で試合終了まで《トリクスタ》を労基法に違反するレベルで酷使最大限に活用できるため、出し惜しみはしなくてOK。
《ヴェルリーナ》 x4
《トリクスタ》の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ソウルブラスト2で相手のユニットを除去できる上、自身のパワーも高いので非常に強力なカード。
なんでこのレベルのカードが333円の構築済みデッキに4枚入ってるんすかね???
《ヴェルリーナ・アルクス》 x4
《トリクスタ》の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ただし、『ヴェルリーナ』を名前に含むものの、あくまで《ヴェルリーナ》ではなく《ヴェルリーナ・アルクス》であるため、サーチすることはできません。
ヴァンガードというカードゲームは手札の枚数と質が防御の回数に匹敵するため、このタイプのドローは非常に強力である一方、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》や後述する《ヴェルリーナ・バリエンテ》でもカウンターブラストを消費するため、ドローで気持ち良くなってると、いつの間にか必要なカウンターブラストが支払えなくなっている現象に出くわすので要注意。
《ヴェルリーナ・バリエンテ》 x4
《トリクスタ》またはグレード2の『ヴェルリーナ』の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ただし、『ヴェルリーナ』を名前に含むものの、あくまで《ヴェルリーナ》ではなく《ヴェルリーナ・バリエンテ》であるため、サーチすることはできません。
さらに永続効果でこのカードの下にあるカード(ドレス元のカード)の数だけパワーが+5000されるため、バトルで破壊されにくいところもポイント。
《燃え盛れ、清らかなる祈りよ》 x3
ダメージゾーンのカードが3枚以上なら使えるブリッツオーダー。イラストが神。
実質無条件で15000ガードとして運用でき、オーバートリガー以外でスタンドできないこのデッキにとって長期戦を支えてくれるナイスカード。
(※ブリッツオーダーとは、相手の攻撃をガードする際に手札からプレイできるカード。)
ケースバイケースであるため、ここでは初心者の方向けにシンプルかつ無難な解説をします。
先攻の場合は《天輪聖竜 ニルヴァーナ》および《ヴェルリーナ》or《ヴェルリーナ・アルクス》のみをキープ、残りはすべて山札に返します。(どちらもなければ5枚すべてマリガンしてOKです。)
後攻の場合は《天輪聖竜 ニルヴァーナ》と《焔の巫女 リノ》のみをキープし、残りはすべて山札に返してドローします。(どちらもなければ5枚すべてマリガンしてOKです。)
先攻の場合は1ターン目はライドのみ、2ターン目は《焔の巫女 リノ》のライドされた時の効果で《トリクスタ》が手札に加わるため、その上に《ヴェルリーナ》または《ヴェルリーナ・アルクス》をoverDressで重ねます。もしどっちも引けていない場合は《焔の巫女 リノ》を展開して2回パンチ。
ダメージトリガーでパワーが上昇すると残りのアタックが通らなくなってしまうので、ここでユニットを無理に3体展開する必要はありません。
後攻の場合は1ターン目はライドさせつつ、《焔の巫女 リノ》をコールします。
ここでVの《焔の巫女 リノ》とRの《焔の巫女 リノ》で2回パンチできていると楽に試合を進めることができますが、引けていなかった場合は涙を流しながら1回パンチします。
2ターン目は《焔の巫女 リノ》のライドされた時の効果で《トリクスタ》が手札に加わるため、その上に《ヴェルリーナ》または《ヴェルリーナ・アルクス》をoverDressで重ねます。
先ほどのターンでリアガードに《焔の巫女 リノ》をコールしていれば、それも含めて3回パンチ。
相手からの攻撃は3点までは雑に通してOKです。
その攻撃でトリガーユニットが捲れれば、Vのパワーを上げることで以降の攻撃が通らなくなりますし、相手よりダメージが多ければヒールトリガーが機能する、あまり防ぎ過ぎると自分の動きが弱くなるなど、防ぐことのデメリットの方が大きくなるためです。
ただし、そのターン3回目以降の攻撃で、なおかつ手札1枚で防げる攻撃であれば、その攻撃だけは防いでおきましょう。
Q.なんで?
A.理由を説明しはじめると1000字ぐらいになってしまうので、理由やケースごとの守り方が気になる人は『ヴァンガード 初心者向け』で検索することをオススメします。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》のカウンターブラストで自身とoverDress持ちのパワーを底上げし、相手に20000要求をコンスタントに叩きつけ続けることで勝利します。
ライドフェイズに《天輪聖竜 ニルヴァーナ》の上に《天輪聖竜 ニルヴァーナ》をライドさせる”ペルソナライド”を行えば、そのターン前列にあるすべてのユニットのパワーが+10000される上に1ドローすることができ、非常に強力であるためゲーム開始時のマリガンやドロー効果を駆使し、積極的なペルソナライドを狙います。
ただし、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》は毎ターンカウンターブラストを要求してくるため、過剰に守り過ぎるとカウンターブラストが足りなくなりがちな点にだけは注意する必要があり、なるべく序盤~中盤ダメージを食らっておいて、カウンターブラストを最大限フル活用しながら戦い続け、《燃え盛れ、清らかなる祈りよ》やクリティカルトリガーをはじめとした15000ガードやヒールトリガーで終盤を耐え抜く方が楽に戦えるはずです。
ある程度慣れてきたらどこでガードすべきか見えてくると思いますし、そうなってくるとより一層このデッキを楽しめるようになります。
このデッキではそれほど重要度が高くありません。
序盤にアタッカーとして出した《焔の巫女 リノ》を下がらせたり、相手のガード要求値を上昇させた場合に出すことはありますが、基本的に前列のみで完結できるデッキなので、基本的に後列にはコールせず、相手の攻撃をガードするために使用できるよう手札に温存しておいてOKです。
このデッキのキーカードの多くは333円デッキ「近導ユウユ -天輪聖竜-」に入っているので、このデッキが気になった方はまず「近導ユウユ -天輪聖竜-」を購入するところからはじめることをオススメします。
ここからは、6月25日発売
《焔の巫女 パラマ》
相手のヴァンガードがグレード3以上であれば20000ガードとして運用できる前トリガー。
前トリガーはゲームへの干渉力がやや低いものの、Vである《天輪聖竜 ニルヴァーナ》から殴ることが多く、その恩恵を最大限に受けやすい上に、20000ガードのおかげで長期戦への耐久力を上げてくれる1枚。
《祝福の角笛》
グレード2のoverDressは多めに入れた方が序盤の動きが安定しますが、終盤カウンターブラストが払えずに手札で腐ることも多いためコスト自体はそれほど重くなく、実質的なマリガンにより2枚目以降の《天輪聖竜 ニルヴァーナ》を引きに行くことで安定したペルソナライドを狙えるため、中々優秀なカード。
ただしガード値はないので、採用し過ぎると防御が薄くなる点に要注意。
《ヴェルリーナ・エルガー》
新たな『ヴェルリーナ』であり、《トリクスタ》のバトル終了時に侵略overDressさせることができます。
ちなみにこの効果はヒットした時の効果ではないため、《トリクスタ》でヒットしないアタックを仕掛けても、そのバトルの終了時に出してカウンターチャージすることができるので、無理にリア裏を用意しなくても良いのが◎。
overDress状態のこのカードは珍しく相手ターン中もパワーが+される効果であり、ガード値のプラスもあって長期戦に強め。
効果でドロップから《トリクスタ》を直接コールできるカードも「伝説との邂逅」でさらに追加されるため、スタンド状態でoverDressすることで連パン可能な点をフルに活用する全く新しい構築もできそうです。
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もくじ
天輪聖竜 ニルヴァーナ
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》。
333円デッキである 「近導ユウユ -天輪聖竜-」に4枚収録されているカードで、D期から登場した新能力『overDress』を持つカードのパワーを上昇させる非常に強力なカードです。
overDressとは一部のカードが持つ効果で、指定カードの上に重ねて登場させることを指します。端的にいえば進化。
このカードを軸にした『ニルヴァーナ軸』のデッキは安定感のある動きと隙の少なさから、多くの人にTier1として評価されています。
ちなみに同じく333円デッキである 「江端トウヤ -頂の天帝-」に4枚収録されている《頂の天帝 バスティオン》を軸にした『バスティオン軸』もTier1として評価されており、スタートデッキのカードがそのままトーナメントシーンで運用できるという、非常に始めやすい環境です。
ニルヴァーナ軸のデッキレシピ
スタンダードのルールをおさらい
1.デッキは50枚のカードで作成します。
(ただし、左下に『D』のマークが書かれているカードのみ使用可能であり、原則1つの国家のカードのみでデッキを作ります。)
その中からグレード0~グレード3までそれぞれ1枚ずつ、合計4枚をライドデッキとして指定し、通常のデッキとは分けてデッキの外に置きます。
(このグレード0のカードはファーストヴァンガードとして試合開始時に場に出します。)
2.自分のライドフェイズに、自分の手札を1枚選んで捨てることで、ライドデッキから次のグレードにライドさせることができます。
(※これを行えるのは各ターン1度だけであり、これを行ったターンは手札からのライドは行えません。また、コールではないためリアガードに出すことはできません。)
3.手札の増減は手札からライドさせた場合と変わりませんが、事実上の確定ライドにより、ライド事故が消滅しました。
これによりライド事故を気にしたマリガンを行う必要がなくなりました。
さらに、サブのライドラインを採用する必要がなくなったことからデッキ作成の自由度も上がり、メインとなるライドラインのコンセプトを強く意識したデッキ構築ができるようになりました。
Q.これまでのクランはどうなったんですか?
A.D期では6つの国家にまとめられました。
主要5大国家は基本的に毎弾収録されるため、これまであった収録スパンの格差みたいなものはこの5大国家に関しては基本的に発生しません。
ただし、スタンダードのルールではカードの左下に『D』のマークがないカードは使うことができません。
とはいえV期の新商品が出なくなるとかイベントが無くなるということはなく、これまでに登場したクランが多く調整が難しいため、Vシリーズに関しては発売ペースを半年に1回のスパンを落とすというだけで、Vシリーズの新商品も半年に1回出るという方針が公開されるほか、PスタンダードやVスタンダードのイベントも継続的に実施されてます。
デッキ解説
《サンライズ・エッグ》 x1(V)
FV。
確実に《トリクスタ》を試合中2枚触れるようになる《トリクスタ》FV型も構築できますが、ゲームシステム上不利である後攻側は、後攻1ドローとドライブによって生まれる優位性を生かすことで先攻に並ぶ必要があり、《トリクスタ》FV型は安定性の代償として手札の優位性が1枚分減ってしまうため、基本的に《サンライズ・エッグ》をFVにした方が安定して勝てるように思います。
《焔の巫女 リノ》 x3(V)
グレード1のライドライン。可愛い。
グレード2の《焔の巫女 レイユ》にライドされた時に《トリクスタ》をサーチできるため、後述する《焔の巫女 レイユ》の効果と組み合わせることで確実にoverDressすることができます。
《トリクスタ》は近導ユウユ君の相棒兼マスコット的なユニットで、その上に『ヴェルリーナ』を重ねて進化させることをoverDressと呼びます。
《焔の巫女 リノ》はアタック時にパワーが+2000されるためパワー10000ラインに届き、前列のリアガードにコールすることで後攻1ターン目のアタッカーとしてだけでなく、2ターン目のアタッカーとしても運用可能です。
3ターン目以降は《ヴェルリーナ》《ヴェルリーナ・アルクス》の裏に置いておけば、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》のCBのみでパワー28000に達するため、20000要求を押し付けられるのもポイントです。
《焔の巫女 レイユ》 x1(V)
グレード2のライドライン。ふとももがセクシー。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》にライドされた時に《ヴェルリーナ》をサーチできるため、確実なoverDressが狙えます。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》 x4(V)
グレード3のライドライン。
手札から1枚捨てることで《トリクスタ》をはじめとしたグレード0のユニットを蘇生できるため、《トリクスタ》が何度除去されようと
また、カウンターブラスト1で自身とoverDressを持つユニットのパワーを+10000することができます。
クソ細かい話をするとパワー上昇の対象はあくまでoverDress持ちのユニットであり、overDress状態でなくともパワーを底上げしてくれるので、セラス・ホワイト軸を相手にする場合はoverDressさせずに《ヴェルリーナ》を出し、リア裏に《トリクスタ》を展開することで監獄の枚数が3枚にならないようにケアしつつ戦うことができます。
《トリクスタ》 x 4
このデッキのキーカード。
後述する《ヴェルリーナ》や《ヴェルリーナ・アルクス》を上に重ねることで進化(overDress)します。
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》の効果で試合終了まで《トリクスタ》を
《ヴェルリーナ》 x4
《トリクスタ》の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ソウルブラスト2で相手のユニットを除去できる上、自身のパワーも高いので非常に強力なカード。
なんでこのレベルのカードが333円の構築済みデッキに4枚入ってるんすかね???
《ヴェルリーナ・アルクス》 x4
《トリクスタ》の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ただし、『ヴェルリーナ』を名前に含むものの、あくまで《ヴェルリーナ》ではなく《ヴェルリーナ・アルクス》であるため、サーチすることはできません。
ヴァンガードというカードゲームは手札の枚数と質が防御の回数に匹敵するため、このタイプのドローは非常に強力である一方、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》や後述する《ヴェルリーナ・バリエンテ》でもカウンターブラストを消費するため、ドローで気持ち良くなってると、いつの間にか必要なカウンターブラストが支払えなくなっている現象に出くわすので要注意。
《ヴェルリーナ・バリエンテ》 x4
《トリクスタ》またはグレード2の『ヴェルリーナ』の上に重ねて進化(overDress)させるカード。
ただし、『ヴェルリーナ』を名前に含むものの、あくまで《ヴェルリーナ》ではなく《ヴェルリーナ・バリエンテ》であるため、サーチすることはできません。
さらに永続効果でこのカードの下にあるカード(ドレス元のカード)の数だけパワーが+5000されるため、バトルで破壊されにくいところもポイント。
《燃え盛れ、清らかなる祈りよ》 x3
ダメージゾーンのカードが3枚以上なら使えるブリッツオーダー。イラストが神。
実質無条件で15000ガードとして運用でき、オーバートリガー以外でスタンドできないこのデッキにとって長期戦を支えてくれるナイスカード。
(※ブリッツオーダーとは、相手の攻撃をガードする際に手札からプレイできるカード。)
基本戦術
ケースバイケースであるため、ここでは初心者の方向けにシンプルかつ無難な解説をします。
マリガン
先攻の場合は《天輪聖竜 ニルヴァーナ》および《ヴェルリーナ》or《ヴェルリーナ・アルクス》のみをキープ、残りはすべて山札に返します。(どちらもなければ5枚すべてマリガンしてOKです。)
後攻の場合は《天輪聖竜 ニルヴァーナ》と《焔の巫女 リノ》のみをキープし、残りはすべて山札に返してドローします。(どちらもなければ5枚すべてマリガンしてOKです。)
序盤の動き
先攻の場合は1ターン目はライドのみ、2ターン目は《焔の巫女 リノ》のライドされた時の効果で《トリクスタ》が手札に加わるため、その上に《ヴェルリーナ》または《ヴェルリーナ・アルクス》をoverDressで重ねます。もしどっちも引けていない場合は《焔の巫女 リノ》を展開して2回パンチ。
ダメージトリガーでパワーが上昇すると残りのアタックが通らなくなってしまうので、ここでユニットを無理に3体展開する必要はありません。
後攻の場合は1ターン目はライドさせつつ、《焔の巫女 リノ》をコールします。
ここでVの《焔の巫女 リノ》とRの《焔の巫女 リノ》で2回パンチできていると楽に試合を進めることができますが、引けていなかった場合は涙を流しながら1回パンチします。
2ターン目は《焔の巫女 リノ》のライドされた時の効果で《トリクスタ》が手札に加わるため、その上に《ヴェルリーナ》または《ヴェルリーナ・アルクス》をoverDressで重ねます。
先ほどのターンでリアガードに《焔の巫女 リノ》をコールしていれば、それも含めて3回パンチ。
Q.序盤の相手からの攻撃はどれぐらい防ぐべきなの?
相手からの攻撃は3点までは雑に通してOKです。
その攻撃でトリガーユニットが捲れれば、Vのパワーを上げることで以降の攻撃が通らなくなりますし、相手よりダメージが多ければヒールトリガーが機能する、あまり防ぎ過ぎると自分の動きが弱くなるなど、防ぐことのデメリットの方が大きくなるためです。
ただし、そのターン3回目以降の攻撃で、なおかつ手札1枚で防げる攻撃であれば、その攻撃だけは防いでおきましょう。
Q.なんで?
A.理由を説明しはじめると1000字ぐらいになってしまうので、理由やケースごとの守り方が気になる人は『ヴァンガード 初心者向け』で検索することをオススメします。
中盤以降の動き
《天輪聖竜 ニルヴァーナ》のカウンターブラストで自身とoverDress持ちのパワーを底上げし、相手に20000要求をコンスタントに叩きつけ続けることで勝利します。
ライドフェイズに《天輪聖竜 ニルヴァーナ》の上に《天輪聖竜 ニルヴァーナ》をライドさせる”ペルソナライド”を行えば、そのターン前列にあるすべてのユニットのパワーが+10000される上に1ドローすることができ、非常に強力であるためゲーム開始時のマリガンやドロー効果を駆使し、積極的なペルソナライドを狙います。
ただし、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》は毎ターンカウンターブラストを要求してくるため、過剰に守り過ぎるとカウンターブラストが足りなくなりがちな点にだけは注意する必要があり、なるべく序盤~中盤ダメージを食らっておいて、カウンターブラストを最大限フル活用しながら戦い続け、《燃え盛れ、清らかなる祈りよ》やクリティカルトリガーをはじめとした15000ガードやヒールトリガーで終盤を耐え抜く方が楽に戦えるはずです。
ある程度慣れてきたらどこでガードすべきか見えてくると思いますし、そうなってくるとより一層このデッキを楽しめるようになります。
Q.後列のリアガードは出すべき?
このデッキではそれほど重要度が高くありません。
序盤にアタッカーとして出した《焔の巫女 リノ》を下がらせたり、相手のガード要求値を上昇させた場合に出すことはありますが、基本的に前列のみで完結できるデッキなので、基本的に後列にはコールせず、相手の攻撃をガードするために使用できるよう手札に温存しておいてOKです。
このデッキのキーカードの多くは333円デッキ「近導ユウユ -天輪聖竜-」に入っているので、このデッキが気になった方はまず「近導ユウユ -天輪聖竜-」を購入するところからはじめることをオススメします。
6月25日発売、ブースターパック第2弾 「伝説との邂逅」での注目カード
ここからは、6月25日発売
《焔の巫女 パラマ》
相手のヴァンガードがグレード3以上であれば20000ガードとして運用できる前トリガー。
前トリガーはゲームへの干渉力がやや低いものの、Vである《天輪聖竜 ニルヴァーナ》から殴ることが多く、その恩恵を最大限に受けやすい上に、20000ガードのおかげで長期戦への耐久力を上げてくれる1枚。
《祝福の角笛》
グレード2のoverDressは多めに入れた方が序盤の動きが安定しますが、終盤カウンターブラストが払えずに手札で腐ることも多いためコスト自体はそれほど重くなく、実質的なマリガンにより2枚目以降の《天輪聖竜 ニルヴァーナ》を引きに行くことで安定したペルソナライドを狙えるため、中々優秀なカード。
ただしガード値はないので、採用し過ぎると防御が薄くなる点に要注意。
《ヴェルリーナ・エルガー》
新たな『ヴェルリーナ』であり、《トリクスタ》のバトル終了時に
ちなみにこの効果はヒットした時の効果ではないため、《トリクスタ》でヒットしないアタックを仕掛けても、そのバトルの終了時に出してカウンターチャージすることができるので、無理にリア裏を用意しなくても良いのが◎。
overDress状態のこのカードは珍しく相手ターン中もパワーが+される効果であり、ガード値のプラスもあって長期戦に強め。
効果でドロップから《トリクスタ》を直接コールできるカードも「伝説との邂逅」でさらに追加されるため、スタンド状態でoverDressすることで連パン可能な点をフルに活用する全く新しい構築もできそうです。
コメント: コメント(1)
ヴァルリーナアルクスの説明が、ヴァルリーナバリエンテだからサーチ出来ないになってますね
[ 2021/06/21 19:20 ]
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