【デュエルマスターズ】イエサブ宇都宮CSでベスト８に入賞した『赤黒邪王門』に採用されている《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を用いたプレイが見かけ以上に奥深かった話

先日の記事ではっちCSでベスト４に入賞した『赤黒邪王門』を紹介しました。

【デュエルマスターズ】ドラグナーやバーンメアを倒し、見事はっちCSでベスト４に入賞した『赤黒邪王門』がスゴい。【デッキレシピ＆解説】

はっちCSでベスト４に入賞したノウメンさんが参考にしたのが、先駆者であるNeonさんの赤黒邪王門。

９月に開催された、イエサブ宇都宮CSでベスト８に入賞したデッキです。





このデッキレシピの《瞬閃と疾駆と双撃の決断》、最初見た時は「単純にビートプランで打点追加したり、スピードアタッカー付与できるから入ってるんだな」と思ったんですが、このカードはもっと凄い活躍を見せてくれます。



例えば、《斬斬人形コダマンマ》→《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》（コダマンマで１枚ブレイク）→（ターンはじめにガシャドでシールド１枚回収）《「大蛇」の鬼ジャドク丸》と繋げて鬼タイムに突入し、４ターンキルを決める場面。

この展開の際に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》から《「大蛇」の鬼ジャドク丸》を出しつつ《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》に攻撃終了時アンタップを付与すると、上から破壊効果持ちが捲れない限り《ボルシャック・ドギラゴン》をケアできるようになります。

序盤からそんなに手札使えなくない？と思いがちですが、シールドを”手札に加える”関係で、序盤から動く割に手札が減りづらいこのデッキならではの奥深さが見えてきます。



同じく、《斬斬人形コダマンマ》→《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》（コダマンマで１枚ブレイク）→（ターンはじめにガシャドでシールド１枚回収）《「大蛇」の鬼ジャドク丸》と繋げて鬼タイムに突入し、４ターンキルを決める場面で、相手が《閃光の守護者ホーリー》を採用しているデッキの場合。

《瞬閃と疾駆と双撃の決断》から《「大蛇」の鬼ジャドク丸》を出しつつ《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》に攻撃終了時アンタップを付与すると、《閃光の守護者ホーリー》の出た時の効果が発動した後に《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》をアンタップすることができます。

一見すると、「あれ？《閃光の守護者ホーリー》でブロックされて終わりじゃね？」と思いがちですが、



上記の展開だと相手のシールドは既に０枚になっているので、２回目の《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》の攻撃時に鬼エンドで《百鬼の邪王門》を唱えて、バトル効果で《閃光の守護者ホーリー》を破壊するか、追加打点を用意すればホーリーケアをした上で綺麗にダイレクトアタックまで決めることができます。



また、鬼エンドで《百鬼の邪王門》を唱えて、《凶鬼０３号ガシャゴズラ》や《戯具ヴァイモデル》から《終末の時計ザ・クロック》ですべての攻撃を受けきるこのデッキにとってシールドの枚数は重要ではないため、



ハンデスなどのデッキに対し、３ターン目の《瞬閃と疾駆と双撃の決断》から《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》を２体踏み倒して最大５枚までの疑似置きドロソとして活躍させたりと、ぱっと見で「こういう使い方をするんだろうな」と思った以上に様々な場面で役立ってくれるそうです。

他にも、破壊の儀などを駆使しつつ攻撃時に邪王門を複数枚撃つことによって、（山札の一番下にない限り）単騎などのキーパーツを探しに行けるなど想像以上にプレイ幅が広く、研究が少しずつ進み、最近では《鬼ヶ大王ジャオウガ》を採用した形も作られている赤黒邪王門。

少しずつパーツの価格が上がってきていますが、他の環境デッキに比べて圧倒的に安く、今までのデッキとは一味も二味も違うユニークな動きを見せてくれるデッキですので、興味が沸いた方は是非お試し下さい。

それではまた。

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