【デュエルマスターズ】１４年前のカード《ドラゴンの執事ニャンパッタ》のデメリット効果をドルマゲドンで帳消しにするデッキがCSで準優勝したらしい。【デッキレシピ】

この記事は、そのデッキがどんなものなのかがわかりやすくなるように少しだけ解説を加える形で、先日掲載させて頂いたCS入賞デッキをあらためて紹介する記事となります。

先日掲載させて頂いたCSで入賞したニャンパッタのデッキレシピがこちら。

アドフェイズCS準優勝　ネコマゲドン　しましまさん

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アドフェイズCS
使用デッキ　ネコマゲドン
予選
ドミ入りドラグナー❌
5cコントロール⭕️
リースドラグナー⭕️
白単Z⭕️
赤白バイク⭕️
4-1 5位
本戦
赤白バイク⭕️
ギャラクシールド⭕️
青魔道具⭕️❌❌
準優勝 pic.twitter.com/qkX9CMu6gg

— しましま@とかげおう (@DMPshimashima) September 13, 2020

１４年前に登場した《ドラゴンの執事ニャンパッタ》。
《ヘブンズ・フォース》から出せる４コストで、なおかつ自分のターンのはじめにこれを破壊すれば、手札から好きな進化ではないドラゴンを出す事ができます。



《龍世界～龍の降臨する地～》と大きく異なるのはクリーチャーであるか否かだけではなく、山札の一番上を出すのか、手札から好きなドラゴンを出すのかという点にもあります。

除去さえされなければ好きなドラゴンを手札から出せるニャンパッタの方が強そうに見えますが、大きなデメリットがあります。



それが強制攻撃。
これに加えスピードアタッカーを持っていることで、次の自分のターンを迎えるより前に相手の場に《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》が居ても《ドラゴンの執事ニャンパッタ》は強制攻撃せざるを得ずブロックで破壊されてしまいますし、相手の場にブロッカーがいなくとも《青銅の鎧》などで《ドラゴンの執事ニャンパッタ》を殴り返されて破壊されてしまう展開は少なくありませんでした。

──時は平成後期。



《FORBIDDEN STAR ～世界最後の日～》が登場すると、状況が一変。

※ちなみに、タイトルで「ドルマゲドン」と書いてますが便宜上伝わりやすい方で書いてるだけで、正しくは《FORBIDDEN STAR ～世界最後の日～》をメインに使います。

《FORBIDDEN STAR ～世界最後の日～》のデメリット効果は”コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に「禁断」とあるクリーチャーしか攻撃できない”というもの。

忘れがちですが、例えばネクラドルマゲドンに《閃光の守護者ホーリー》を入れてもそれは攻撃することができません。
逆に《終断αドルーター》は種族にイニシャルズが入っているので攻撃できるわけです。



強制攻撃によって場持ちが悪い事がネックである《ドラゴンの執事ニャンパッタ》ですが、《FORBIDDEN STAR～世界最後の日～》があればそもそも攻撃できなくなるため、強制攻撃のデメリットは帳消し。

返しの相手のターンに除去されることさえなければ、次の自分のターンのはじめに踏み倒せる、凄まじい相性の良さを発揮します。



あとは《「覇道」の頂シュラ・ベートーベン》などの大型ドラゴンを出して一気に相手を追い詰めていくことになりますが、特にこの《「覇道」の頂シュラ・ベートーベン》は《地掘類蛇蝎目　ディグルピオン》や《龍覇ラブ・エース》をはじめとした小型ドラゴンを出すたびにマナ加速できる上に、それらをマナからも出せるようにしてくれてスピードアタッカー化まで可能なので、１度場に出るととてつもない事が起きます。



さらに、”手札から好きなドラゴンを１体選んで出す”性質上、《地掘類蛇蝎目　ディグルピオン》や《熱血龍バトクロス・バトル》などの《龍世界～龍の降臨する地～》を主軸にしたデッキでは捲りが弱くなるため避けられがちなカードを採用しやすいのも《ドラゴンの執事ニャンパッタ》の優れた点。

非常にユニークな構成になっていますので、興味が沸いた方がいましたら是非お試し下さい。

それではまた。

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