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2018.07.08 17:01 | |
【デュエルマスターズ】新殿堂後の環境ではどのデッキが強い? 新殿堂後の環境考察 |
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今回は新殿堂環境について考察していきたいと思います。
新殿堂環境の入賞数ランキング
まずは新殿堂をいち早く導入したDMvault大会の入賞数ランキングから。
ドギラゴン剣 | ||
1位:入賞数9(5c3、トリコ1、赤黒1、リース4) | ||
ブライゼシュート | ↑ | |
2位:入賞数7 | ||
サザンルネッサンス | ↑ | |
同率3位:入賞数5 | ||
ミラダンテⅩⅡ | ↑ | |
同率3位:入賞数5 | ||
”轟轟轟”ブランド | New | |
同率3位:入賞数5 |
なおも止まらない団長
《プラチナ・ワルスラS》と《勝利のアパッチ・ウララー》の殿堂入りを受けて弱体化したと思われた『ドギラゴン剣』。
しかし、新殿堂をいち早く導入したDMvaultの大会では『5c』『リース』を中心としたカラーのドギラゴン剣が入賞し、入賞数では1位に。
優勝数に限定しても他に比べて高く、トップを独走しています。
ポスト「アパッチ」はレティーシャとリンネビーナスに
《勝利のアパッチ・ウララー》の殿堂入りによりダイレクトアタックまで持ち込める方法を1つ失った『ドギラゴン剣』。
《勝利のアパッチ・ウララー》が抜けた後の後継となる、ポスト「アパッチ」の枠を射止めたのが《勝利の道標レティーシャ》と《Mの悪魔龍リンネビーナス》でした。
新殿堂施行前から既に注目されていたリース(白赤緑)バスター
自分のターンの終わりに、クリーチャーの合計枚数が3体以下ならカードをドローできる《原始トゥリオ》。
バトルゾーンに小型クリーチャーが並んでいれば除去とドローが狙える《”乱振”舞神G・W・D》と相性抜群な事もあり、パーツを集めた上でワンショットキルを狙う『ドギラゴン剣』との組み合わせが殿堂入り前から話題になっていました。
これに《閃光の守護者ホーリー》《奇石ミクセル》《勝利の道標レティーシャ》などを採用したリースカラーの『ドギラゴン剣』に注目が集まっているようです。
再び注目される5cバスター
コスト3のブースト呪文としても優秀で、《奇石ミクセル》《異端流しオニカマス》《洗脳センノー》のいずれもマッハファイターで破壊する事ができる《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》。
このカードの登場、《勝利のアパッチ・ウララー》の殿堂もあり再び注目されているデッキが『5cバスター』で、昨今の『ゴゴゴブランド』の流行で受けを強くする傾向にある環境に対して《音精ラフルル》or《単騎連射マグナム》が襲い掛かります。
構築が洗練された事で入賞数を伸ばすブライゼシュート
構築が洗練された結果、《オリオティス・ジャッジ》《音感の精霊龍エメラルーダ》が採用され、いよいよ攻略できるデッキが少なくなった『ブライゼシュート』。
今のブライゼシュートは半端にシールドを攻めれば《音感の精霊龍エメラルーダ》+《オリオティス・ジャッジ》で遅延、もしくは残りシールドが1枚ならそれを回収しつつ《ぱくちーたー》を仕込まれ、ワンショット・キルを目指せば《オリオティス・ジャッジ》に阻まれる・・・とだけあり、今までの運ゲー感山盛りで、さくっと攻めたら何もしてこなかった頃が懐かしく思います。
入賞数では2位に
刻むようにブレイクされてしまう上に《音精ラフルル》を引き込まれやすい《プラチナ・ワルスラS》、《音精ラフルル》をサーチする手段としても使われていた《次元の霊峰》が同時に殿堂入りした事も入賞数を伸ばす一因となっていそうです。
新殿堂をいち早く導入したDMvaultの大会では優勝回数こそ少なめですが、ベスト4に相次いで入賞し、入賞数では2位に。
復活するメタリカサザン
個人的に意外だったのが『サザン』の台頭。
元々何故入賞数が減っていたかと考えれば、こちらが殴り始める前に相手がジョーカーズを横に展開して《ジョット・ガン・ジョラゴンJoe》を出されてしまい、場が半壊(または全壊)してしまう事や、先手で《プラチナ・ワルスラS》で攻められるとこれを破壊する手段がなく、さらに《”乱神”舞神G・W・D》を連発されると横にも並ばないまま殴り切られてしまう展開が多かった事などが理由でした。
天敵が消えた?
ところが《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂入りでジョーカーズの入賞率が0になり、《プラチナ・ワルスラS》の殿堂入りで先手を取られて苦しくなる展開も少なくなった事で、メタリカサザンは再び入賞数を伸ばしました。
ブライゼシュートに対して、《奇石タスリク》で遅延した上で《ジャミング・チャフ》を発動してから安全に殴れることも、環境で戦いやす理由の1つです。
圧倒的な速度のゴゴゴブランド
最速なら1ターン目からコストの踏み倒しを行う《”轟轟轟”ブランド》。
新たな速攻デッキとして誕生した『ゴゴゴブランド』ですが、その早さゆえに生半可な受けでは受けきれずにそのまま突破されてしまいます。
メタカードも間に合わず
《奇石ミクセル》《デスマッチ・ビートル》など、召喚にも反応するメタカードは沢山あれど、《ニクジール・ブッシャー》(→《”轟轟轟”ブランド》)は1ターン目から場に出てくるため、相手の妨害も間に合わず、さらに圧倒的な速度で相手の反撃を許しません。
《ドリル・スコール》を絡めてマナを増やさせずに、相手にコスト2のカードを使わせないまま《”轟轟轟”ブランド》が出てくるケースもあり、S・トリガーからの反撃に頼らざるを得ない、というのが実情です。
圧倒的な防御力を誇るロージアダンテ
圧倒的な速度を誇る『ゴゴゴブランド』の登場や殿堂入りを受けて、環境も大きく変化、殴るデッキが多く見かけられるように。
そうした攻めるデッキに対して圧倒的な勝率を誇る『ロージアダンテ』もまた、入賞数を伸ばしています。
残す課題は《単騎連射マグナム》《音精ラフルル》だが、どちらも殿堂カード
このデッキにとっての課題はこれまで《ジョジョジョ・マキシマム》でしたが、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂入りによってジョーカーズの入賞数が0にまで落ち込んだ為、《ジョジョジョ・マキシマム》の心配はほとんど無くなったといえます。
続いて警戒しなければならないカードは《単騎連射マグナム》と《音精ラフルル》の存在ですが、これらはどれも殿堂入りカードであるため引くまでに時間がかかり、結果として《ドラゴンズ・サイン》からの《煌龍サッヴァーク》が間に合って勝利などなど、このデッキにとって警戒したいカードが軒並み環境で少ない事が入賞数を伸ばした一因と言えそうです。
最後に
新殿堂環境もまだはじまったばかりなので、これから研究が進むと異なるデッキが入賞数を伸ばしていく展開も十分に考えられます。
個人的には白単、緑単ステージュラ、赤単、赤黒墓地など様々なカラーリングやデッキタイプで試される《”轟轟轟”ブランド》が環境にどのような影響を与えていくのかが楽しみです。
それではまた。
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