《Q.Q.QX.》どう構築するのが１番強い？

Q.Q.QX./終葬5S.D.

ブレイクしたシールドを横向きに刺し、そのカードを相手が引いたら自分はゲームに勝つという、一見簡単そうなエクストラウィン効果を持った《Q.Q.QX.》。

イメージ通り遅いデッキにはぶっ刺さる効果ですが、残念ながら早いデッキにはコンボを決める前に負けてしまったり、殴られて破壊されたり・・・という難点が。

早く勝つ事を狙えば狙うほどパワーの低さや除去耐性の無さが目立ちますし、逆に遅くなってでも安定した勝利を目指そうとすると早いデッキには歯が立ちません。

そこで、どういう風に構築するのが１番良いんだろう、というのを考察していきたいと思います。

優勝デッキレシピ

トリーヴァQX

《ヘブンズ・フォース》を採用した早めの構築。
《制御の翼オリオティス》や《デスマッチ・ビートル》を採用して、踏み倒し対策をしつつも《Q.Q.QX.》を守れるように構築されています。
暫定回答ではあるものの特殊勝利に近づくことができる《ガード・ビジョン》や、S・S・Tで《終葬5.S.D.》を唱える事ができ、一発逆転も狙える《唸る鉄腕ギリガザミ》なども採用されています。

アナカラーQQQX

《Dの博才サイバーダイス・ベガス》が採用されるなど、コントロール寄りの構築。
構築はアナカラーシャコガイルに似たものとなっておりますが、そのシャコガイルの枠が《Q.Q.QX.》になっており、手札から《終葬5.S.D.》を発動する事も視野に入っている構築となっております。

青緑QQQX

コンボ主体の構築。
そのコンボの内容は・・・

《Q.Q.QX》でシールドをブレイク。横向きにしてデッキに刺す。
↓
《Dの機関オール・フォー・ワン》でコスト３の《ラルド・ワースピーダ／H.D.2.》を破壊。
↓
コスト３を破壊したのでコスト５の《暴走機械オーバースキル》を出す。
↓
ラスト・バーストで《H.D.2.》を唱えて相手の山札を２枚マナゾーンに置く。
↓
ターンのはじめに《暴走機械オーバースキル》の効果で相手はターンのはじめに１枚多くカードを引かなければならず、自分はゲームに勝利する。

・・・というもの。
決まればかなり盛り上がるはず。

ネクラQX　※CSベスト１６

《ヘブンズ・フォース》を主体にした早めの構築。
《デスマッチ・ビートル》で守りつつ、攻め込む形となっています。
ツインパクトを多めに構築されていて、《天雷の導師アヴァラルド公》で手札に加えられる枚数も期待できます。

相手の山札を削る事で相手の残りターンを少なくできる《ブラッディ・クロス》、ハンデス手段である《傀儡将ボルギーズ／ジェニコの知らない世界》《改造治療院》など闇文明を採用する事で、コントロール的な動きも行えるような構築になっていますので、もし早めの《Q.Q.QX.》が阻止されてしまっても（あるいは決まらなくても）粘り強く勝ちに行く事ができるようになっています。

まとめ

コンボも魅力がありますが、安定するのは早めに《Q.Q.QX.》を出しつつ、《デスマッチ・ビートル》や《制御の翼オリオティス》で守りつつ踏み倒しを阻害して、なるべく《Q.Q.QX.》を守り切るのが最も現環境に向いているのかな、と思います。

特に、CSでベスト１６まで上り詰めたネクラQXの場合は早めに勝つプランと遅めに勝つプランの両方を用意されているので、今後はこうした形で出来るだけ早期に、出来なくてもしっかり《終葬5.S.D.》でエクストラウィンを狙う、というのが流行りそうです。

また、《身代わり人形トレント》が登場した事でクリーチャー同士のバトルはニンジャ・ストライクで守る事もできるようになったので、そうした構築も考えてみたいところ。

皆様の方で、こういう構築にしたら強かった、というのがあれば是非教えて頂ければ嬉しいです。
それではまた。

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