【デュエルマスターズ】ロマノフの時代、再び？《法と契約の秤》の登場でさらに使いやすくなったデッキ、赤黒ロマノフサインのデッキレシピ＆解説

今でも衰えぬ人気を誇る邪眼皇ロマノフⅠ世

マスターズ・クロニクル・デッキで『ロマノフ煉獄からの復活』が発売されるなど、今でも衰えぬ人気を誇る《邪眼皇ロマノフⅠ世》。



《煉獄と魔弾の印》が登場すると、再び『ロマノフサイン』が環境に台頭するようになり、CSで入賞を収めるまでに強化されました。
今回はそんな大人気のロマノフを最新カードを生かして改造してみました。

デッキレシピ

赤黒ロマノフサイン

デッキ紹介

法と契約の秤

《ルソー・モンテス》側は相手の手札をランダムに１枚捨てられる効果を持っており、同様の効果を持つ《特攻人形ジェニー》に比べ、場に残るかわりに自分の手札を１枚捨てなければいけなくなりましたが、墓地にカードをあらかじめ要求するこのデッキにとっては非常に使いやすい効果。

《法と契約の秤》はさながらS・トリガーが無くなった代わりに進化も出せるようになった《インフェルノ・サイン》といった印象で、前回は《大邪眼B・ロマノフ》との組み合わせを紹介しました。

今回はロマノフと組み合わせてみた形ですが、やはり４ターン目に《邪眼皇ロマノフⅠ世》や《邪眼教皇ロマノフⅡ世》、《悪魔龍ダークマスターズ》《メガ・マナロック・ドラゴン》が出せるのは中々に強力です。

昔は《煉獄と魔弾の印》と《インフェルノ・サイン》の合計５枚のカードに頼り切っていたデッキで、墓地から呪文が唱えられる《龍素知新》と組み合わせる事でリアニメイトを安定させていましたが、《龍素知新》が殿堂入りした事、《戒王の封》や《法と契約の秤》の登場で《龍素知新》を採用しなくてもリアニメイトが安定するようになり、水文明の採用の必要がなくなった為、火文明と闇文明の２つに絞り、《リロード・チャージャー》＆《ボーンおどりチャージャー》軸で構築してみました。

《戒王の封》もトリガーとして、リアニメイト手段として非常に強力なカードですが、今回は不採用。
是非、皆様の手に合うように調整して頂ければと思います！

異端流しオニカマスなどの対策

《異端流しオニカマス》や《洗脳センノー》、《デスマッチ・ビートル》対策に《温泉湯あたり地獄》と《Dの禁断ドキンダムエリア》を採用。

《温泉湯あたり地獄》による除去はジョーカーズやゲイルヴェスパーをはじめとした低コストのクリーチャーを展開するデッキにも有効であるほか、《Dの禁断ドキンダムエリア》はそのDスイッチにより《禁断～封印されしX～》の封印を６枚墓地に置いて禁断開放する事で相手の《異端流しオニカマス》などの選ばれないクリーチャーを含め、すべて封印する事が可能です。

《伝説の禁断 ドキンダムX》は《Dの禁断ドキンダムエリア》のおかげで場を離れる代わりに封印されるため敗北を防ぐ事ができ、アタッカーとして運用します。
ただし、張り替えからの除去を狙われてしまう《Dの博才サイバーダイス・ベガス》には要注意。

トリガークリーチャー対策となるダブル・リボルバードラゴン

タップされているとき限定で《単騎連射マグナム》と同様に置き換え効果で墓地に置かせる効果を発揮する《ダブル・リボルバー・ドラゴン》。
スピードアタッカーを付与できる《煉獄と魔弾の印》とは相性抜群で、このカードから攻める事で《閃光の守護者ホーリー》や《終末の時計ザ・クロック》、《ドラゴンズ・サイン》、《ヘブンズ・ゲート》などの防御手段を突破する事が可能です。

自分の場に《ルソー・モンテス》などのクリーチャーが居る時なら・・・

１．《Dの禁断ドキンダムエリア》のDスイッチにより《禁断～封印されしX～》の封印６枚を墓地に置いて《伝説の禁断ドキンダムX》の面に裏返す。
２．禁断開放時の効果で相手のクリーチャーをすべて封印
３．《煉獄と魔弾の印》により《ダブル・リボルバー・ドラゴン》を出す。
４．《ダブル・リボルバー・ドラゴン》でWブレイク
５．《伝説の禁断ドキンダムX》でTブレイク
６．《ルソー・モンテス》でダイレクトアタック

・・・という展開が出来ます。

もし、自分の場にクリーチャーが居ない状態でも・・・

１．《Dの禁断ドキンダムエリア》のDスイッチにより《禁断～封印されしX～》の封印６枚を墓地に置いて《伝説の禁断ドキンダムX》の面に裏返す。
２．禁断開放時の効果で相手のクリーチャーをすべて封印
３．《煉獄と魔弾の印》により《邪眼教皇ロマノフⅡ世》を場に出す。
４．《邪眼教皇ロマノフⅡ世》の効果で山札を５枚墓地に送り、その中に《煉獄と魔弾の印》があれば、《煉獄と魔弾の印》を唱える。
５．《煉獄と魔弾の印》の効果で《ダブル・リボルバー・ドラゴン》を場に出す。
６．《ダブル・リボルバー・ドラゴン》でWブレイク
７．《伝説の禁断ドキンダムX》でTブレイク
８．《邪眼教皇ロマノフⅡ世》でダイレクトアタック

・・・という展開が出来ます。

《単騎連射マグナム》が殿堂入りした今、同様の効果を発揮させつつ相手のシールドをブレイク＋ダイレクトアタックまで持ち込めるワンショット・キルは他のデッキには中々ない利点といえるのではないでしょうか。

黒いオニカマス？マタドール・マルクーゼ

黒いオニカマスとして話題になった《マタドール・マルクーゼ》。召喚以外の方法で出したクリーチャーを破壊できる効果を持っており、流石に選ばれない効果まではついていませんが、３ターンチュリスバスターに頭を抱えていた人にとってはありがたいカードといえるのではないかと思います。

一旦《”龍装”チュリス》からの《蒼き団長ドギラゴン剣》＋《勝利のアパッチ・ウララー》を許してしまうと破壊系のS・トリガーで防ぎきれない場合が多いため、実験的に《マタドール・マルクーゼ》により踏み倒し対策を行ってみましたが、他のデッキを考えると防御系のS・トリガーも欲しいような気もするので、皆様の手に合うように改造してみて頂ければと思います。

最後に

各種《ロマノフ》から《法と契約と秤》を唱えて、その効果で《大邪眼B・ロマノフ》を墓地から場に出し、相手の手札を山札の下に送りながらさらなる攻撃を加える・・・という展開もニンジャ・ストライクを活用するデッキを相手にした際に中々強そうなので、そういった展開も考えてみたいところ。

今でも大人気のロマノフですが、是非皆様も自己流のロマノフを構築されてみてはいかがでしょうか。
それではまた！

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